長い歴史があり、独自のコア技術を持つことに将来性を感じて
大学では高電圧パルスを用いて水の浄化処理を行う研究の中で、高電圧を発生させる装置の設計をしていました。好きな研究に没頭するうちに、社会に出ても「好きな分野で夢中になれる仕事がしたい」と思い、電気系のメーカーを中心に就職活動をスタート。数あるメーカーの中からYAMABISHIを選んだのは、「長い歴史を持つ安定した企業であること」と、「“電源装置”というニッチな分野だからこそ、勝ち抜ける独自技術があること」に魅力を感じたからです。
電気を使う製品には欠かせない“電源装置”の開発を通して、宇宙航空分野や電力分野、交通インフラなど、様々なジャンルの仕事に関われることもこの仕事の楽しさですね。
学ぶ機会が多く、成長できるチャンスがある
社内外を問わず、技術を学べる機会が多いことも当社の魅力です。入社後は、新人研修と半年程のOJT研修があり、2年目以降は年に2回の社内研修に加えて、外部のセミナーを受けることが奨励されています。特に社外セミナーでは、普段と違った知識や経験値を得られるため、実際の仕事にも役立っていますね。
また、20代30代の社員が多いこともあり、困った時は助け合う社風は働きやすさにつながっています。私が新人だった頃の話をしますと、当時シーケンサーの検査を担当していたのですが、納期が明日に迫って焦っていると「俺がこっちやるから、細谷はそっちがんばって」と先輩が手伝ってくださって。当たり前のようにフォローしてくださる事に感謝したことをよく覚えています。
若いうちから、仕事を任せてもらえるのがYAMABISHI
今までの仕事で印象に残っているのが、入社3年目の時に担当した「EV(電気自動車)のヒューズ溶断試験装置」の設計・開発です。設計から組み立て、検査まで含めると10名程のチームで私は電気の設計を担当しました。ほぼゼロベースで設計するプロジェクトでしたので、お客様とコミュニケーションを重ねながら少しずつ形にしていき、半年ほどかけて納入することができました。
ヒューズ自体は小さな部品ですが、人を乗せて走るEVでは人の命に関わることもある部品です。だからこそ、使いやすく誤差が出にくい検査装置を設計・開発できたことには達成感がありました。大企業と比べて少数精鋭であるからこそ、若い人にも挑戦するチャンスがあることが当社らしさだと思います。
志望者へのメッセージ
“電源装置”は、今後テクノロジーが進化していっても決してなくならない分野です。電気が好きな人は是非いっしょに働きましょう!