納入事例
福岡県川崎町役場 様
二酸化炭素排出抑制対策事業の一環として、福岡県の川崎町 役場様へ蓄電システム2台を納品いたしました。
導入の決め手となったポイントは以下3点です。
・停電時の無瞬断バックアップ機能
・試運転時の停電テストなど細やかな現場対応による安心感
・屋上の限られたスペースに設置可能なコンパクトサイズ
納品年月 | 2022年12月 |
---|---|
納品先 | 福岡県川崎町役場様 |
品名 | リチウムイオン蓄電システム |
型式 | YRW-750-100SH-15PV-119Lib |
納品台数 | 2台 |
用途 | BCP対策、二酸化炭素排出量の削減 |
仕様 (蓄電システム1台あたり) |
電圧:3相3線200V系 |
出力:100kW(連系)/100kVA(自立) | |
DC/DCコンバータ:150kW | |
蓄電池:119kWh | |
バックアップ対象機器 | 空調、照明 |
運用モード | 防災モード (常に蓄電池を充電状態にしておき、停電時にバックアップできるよう備えるモード) |
太陽光パネル (蓄電システム1台あたりに接続) |
47.2kW |
設置場所 | 屋外 |
補助金 | 二酸化炭素排出抑制対策事業補助金(地域レジリエンス・脱炭酸化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業) |
お客さまの声
災害時に地域の方が安心して利用できる避難場所を作るべく蓄電システム導入に至りました。隣接するコミュニティセンターが避難所、役場が災害対策本部の役割を担っており、BCP対策を主目的として各施設の空調と照明をバックアップ対象としています。
試運転時の停電テストにて無瞬断で蓄電システムからの給電に切り替わること、空調や照明が問題なく使用できることを実際に見て確認できたため、今後の運用においての安心材料となっています。
再エネ設備(太陽光パネル+蓄電システム)導入と同時に、省エネ機器への設備更新も行ったため、役場の電力消費量は従来のおよそ半分となっています。そのうち約20%を再エネ電力にて賄えている月もあり、環境価値の効果も確認しております。
今後はYRWシリーズに標準搭載されている表示計測ソフト「WEBみえる化システム」の投影資料として川崎町の活動写真を入れる等、災害時の対策用途だけでなく町の取り組みPRにも蓄電システムを活用していきたいです。
- 屋上収納箱に格納された蓄電システム
- (左:パワーコンディショナー / 右:蓄電池盤)
- 屋上に設置されている蓄電システムの様子
- 川崎町役場様待合スペース
- 「WEBみえる化システム」画面