周波数変換器は、容量・入出力の仕様によって選定します。
入力 | 出力 | 容量 | 備考 | |
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SYN-AF | 単相100/200V | 単相100/200V | 5~20kVA | 出力電圧固定 |
SYN-KH | 三相200V | 単相100/200V | 5~50kVA | 出力電圧固定 |
SYN-SH | 三相200V | 三相200V | 5~1000kVA | 出力電圧固定 |
SYN-AFR | 単相100/200V | 単相 0~120V/0~240V | 5~20kVA | 出力電圧可変 |
SYN-KHR | 三相200V | 単相 0~120V/0~240V | 5~50kVA | 出力電圧可変 |
SYN-SHR | 三相200V | 三相 0~240V | 5~1000kVA | 出力電圧可変 |
出力が三相200V(出力電圧固定型)、容量は20kVAですのでSYN-20SHが当てはまります。
この出力電圧固定型は、定格出力電圧を±5%の範囲内で調整する事が可能です。
負荷が複数など必要とする電圧可変範囲が±5%以上の場合は、SYN-Rシリーズを推奨いたします。
周波数変換器は、容量・入出力の仕様によって選定します。
過負荷耐量 | 定格容量 | 最大容量 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
SYNシリーズ | 1.1倍 | 5~1000kVA | - | - |
SYN-Mシリーズ | 6倍 | 2~30kVA | 12~180kVA | 始動時2秒間 |
SYN-TMシリーズ | 10倍 | 5~30kVA | 50~300kVA | 始動時2秒間 |
モータは起動方式により、突入電流が大きく変わります。
全電圧起動方式の場合、突入電流は6~10倍程度になりますので、SYN-MもしくはTMシリーズが適当です。
Δ-Y起動方式やインバータ起動方式の場合、突入電流は低くなるためSYNシリーズで対応可能な場合もございます。
起動方式や突入電流に応じてご選定ください。
モータ駆動用で使用されるものは汎用インバータ(VVVF=可変電圧可変周波数制御インバータ)ですが、SYNシリーズはCVCFインバータ(CVCF=定電圧定周波数制御インバータ)です。 この2つは出力電力手法が違います。
VVVF(可変電圧可変周波数)制御 |
電圧と周波数を自由に可変制御できる電源のこと。 V/F制御が可能のため、省エネ・効率的なモータ駆動が可能です。 |
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CVCF(定電圧定周波数)制御 |
一定の電圧、周波数を負荷に供給する電源のこと。 インダクションモータの印加試験等に使用されます。 |
CVCFインバータをお探しの場合は、SYNシリーズで対応可能です。