太陽光模擬電源装置 YRD-SCシリーズ
特徴
- 太陽光模擬ソフト
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付属のパソコンアプリ「太陽光模擬ソフト」との連携により単純なIVカーブの模擬から「日の出」~「日の入り」に至る日射量や気温の変化も考慮したリアルな環境を再現可能です。
また電源としては新開発のデジタル制御エンジンCIC(コモンインバータコントローラ)により全制御が完全にデジタル化されており出力範囲全域で高速高精度で安定した性能が得られます。太陽光模擬ソフト画面
- 太陽光パネルのI-Vカーブを模擬します(テーブルモード)
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太陽光パネルの基本特性とされるIVカーブをV, I 各ポイントの数値データを基に再現します。モジュールの直並列数も設定可能です。最大1000ポイントまで入力可能です。
- 太陽光パネルのI-Vカーブを模擬します(近似式モード)
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太陽光パネルの基本仕様(開放電圧、短絡電流、最大動作電圧、最大動作電流)を基に近似式を使用して手軽にIVカーブを再現します。モジュールの直並列数も設定可能です。
- 日射量・モジュール温度など環境模擬が可能です
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IVカーブの特性を大きく左右する日射量、モジュール温度を設定しリアルタイムでIVカーブを可変させることが可能です。テーブルモード、近似式モードいずれも模擬可能です。
- 日の出~日没まで時系列の模擬が可能です
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終日の日射量、気温を複数のポイントで設定し時系列で変化させることが可能です。これにより「日の出」~「日の入り」までなど、より実際の環境に近い模擬が可能です。1時間を1分で再現するなど時間倍率も設定可能です。最大1000ポイントの入力が可能です。
- IV/PVカーブのリアルタイム資格化が可能です
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IV/PVカーブが画面上にわかりやすく表示されます。現在の電圧、電流、電力が動作点として表示され負荷状態に応じてリアルタイムで移動します。また日射量、気温の時系列もグラフ化され表示されます。
(模擬中のフラッシュ動画はここをクリック)
- データ記録(ログ)が可能です
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現在の電圧、電流、電力、日射量、気温が指定の時間間隔(最小0.1秒~)でファイル記録可能です。CSV形式で保存されます。
- 高精度な単体の直流電源としても使用可能です
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模擬をオフして高精度な直流電源としてもご使用可能です
- 電源リミッタにより安全に試験ができます
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電圧、電流、電力の各リミッタにより電源の動作範囲は常に制限されています。リミッタを適切に設定することで負荷にダメージを与えず安全に試験が可能です。リミッタはIVカーブ模擬時、直流電源モード時いずれの場合も有効です。
- 小容量(4kW)から大容量(250kW)まで必要なスペックで製作いたします
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弊社のUPS、周波数変換器などの交流インバータ製品と主回路部品を共通化し流用することにより短納期で製作することが可能になりました。電圧、電流、電力の各スペックはご要望に合わせて設計することも可能です。専用設計されたコンパクトな筐体は省スペースですがご要望により幅広、縦長など設置空間に応じたカスタマイズも可能です。また量産試験設備に向けて複数チャンネル運転などにも対応可能です。
- 新開発、デジタル電源制御ボードCIC(コモニンバータコントローラ)使用
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デジタル制御電源のために開発されたCIC(コモンインバータコントローラ)を使用しています。IVカーブテーブル、日射/温度時系列データはLAN経由でCICにダウンロードされて電源側で演算処理を行うため応答遅れは最小化されています。
用途
- 太陽光パワーコンディショナの開発試験用
- パワーコンディショナの量産試験用
- 直流安定化電源としての使用
仕様
型式(□は最大出力電圧/ △は最大出力容量) |
電圧仕様 | 電流仕様 | 容量 | その他 |
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YRD-□-△-SC | 0~750V | ±1000A | 0~300kW | カスタム可能 |
↑型式をクリックすると詳細仕様がご覧いただけます。
特注仕様は型式の末尾に“X”が付きます。
特殊仕様製作いたします。お問い合わせはこちらから
仕様/型式 | YRD-SC | |
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定格電力 | 10/35/50/75/100/150/200/250/300kW | |
電圧設定 | 定格 | 0~750V ※1 (バイボーラオプション時は0~±同上の電圧値まで可能) |
範囲 | 定格電圧に同じ | |
適用 | CVモード設定値、および電圧リミッタ設定値 | |
分解能 | 定格電圧÷30,000、 設定桁数は0.000Vに固定 | |
確度 | 設定値×0.1%±(定格電圧×0.04%) | |
リップル | 定格電圧×0.1%rms以内 | |
センシング | 電圧降下補償センシング端子有り | |
電流設定 | 定格 | ±1000A ※2 |
範囲 | 定格電流に同じ | |
適用 | CCモード設定値、および電流リミッタ設定値 | |
分解能 | 定格電流÷30,000、設定桁数は0.000Aに固定 | |
確度 | 設定値×0.1%±(定格電流×0.05%) | |
リップル | 定格電流×0.1%rms以内 | |
電力設定 | 定格 | 10/35/50/75/100/150/200/250/300kW |
範囲 | 定格電力に同じ | |
適用 | CPモード設定値、および電力リミッタ設定値 | |
分解能 | 設定桁数は0.000kWに固定 | |
確度 | 設定値×0.5%±(定格電力×0.1%) | |
電圧計測 | 範囲 | ±定格電圧×105% |
分解能 | 計測範囲÷31,500、表示桁数は0.000Vに固定 | |
確度 | 読取値×0.1%±(計測範囲×0.02%) | |
電流計測 | 範囲 | 定格電流×105% |
分解能 | 計測範囲÷31,500、表示桁数は0.000Aに固定 | |
確度 | 読取値×0.1%±(計測範囲×0.03%) | |
電力計測 | 範囲 | 電力計測は電圧計測×電流計測のデジタル演算による。 |
分解能 | 表示桁数は0.000kWに固定 | |
積算電流、積算電力 | 直流出力を積算します。±0.00Ahおよび±0.00kWh表示 | |
計測値更新レート | 100ms | |
動作設定 | モードと設定値 | CV(定電圧)モード およびCV設定値 CC(定電流)モード およびCC設定値 CP(定電力)モード およびCP設定値 |
リミッタ設定 | 電圧、電流、電力に上下限のリミッタ設定値有り | |
設定値とリミッタ設定の関係 | モードと設定値に関係なく常にリミッタ値で定電圧、定電流、定電力動作 | |
制御方式 | フルデジタル制御による電流フィードバック制御 | |
電流応答時間 | 2ms(min)/10ms以下 | |
通信インターフェイス | RS-232C/RS-485出荷時選択、イーサネット(10/100Mbit)、オプションにてCAN選択可 | |
入力電源 | 相数 | 単相2線/三相3線 |
電圧 | 200/220/400/440V±10% | |
周波数 | 50/60Hz | |
力率 | 0.95以上 | |
電流歪率 | 5%以内(定格時) | |
効率 | 充電、放電とも90%(typ)/83%以上 | |
保護 | 直流(過電圧/低電圧/過電流)、入力(過電圧/低電圧/周波数異常)、過熱、 外部警報入力、非常停止 |
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環境 | 周囲温度 | 0~40℃ |
周囲湿度 | 35~85%RH |
※1 750V以上はご相談下さい。
※2 1000A以上はご相談下さい。
回路ブロック図
使用上のお願い
- 消耗品交換・メンテナンスの実施について
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消耗品交換や定期点検、メンテナンスは当社にて承ります。
最寄の営業所にお問い合わせいただくか、こちらのページからお問い合わせ下さい。
- 搬入・据え付け
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製品のお納めは、原則「国内指定場所 車上渡し」とさせていただきます。荷降ろし以降の作業はお客様にて実施願います。
→時間指定配送、荷降ろし、工場立会試験、現地試運転などの作業は別途お見積もりのうえ当社にて承ります。ご注文の際にお申しつけください。
定期点検・部品交換
- 定期点検・部品交換について
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本製品の期待寿命は定期的な点検・部品交換を実施して約15年です。
期待寿命は使用環境や運転状況により変化しますので、安全に長くご使用いただくためにも定期的な点検・部品交換の実施を推奨致します。
- 定期点検:毎年(推奨)
- 部品交換:5年周期
※部品交換の際は、定期点検も実施致します。
- 交換推奨部品例
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※部品寿命は環境(温度・塵埃等)により大きく左右されます。